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葛尾村教育委員会では、次代を担う子どもたちが,かけがえのない一冊の本と出会い、豊かな人間性と確かな生きる力を身につけてくれることを願い、そして、生涯にわたって豊かな人生を送ることができるように、本計画を策定いたしました。
○ 基本理念
「感性、想像力、思いやりの心を育て、人生を豊かにする読書~子どもと一緒に大人も読書を楽しみましょう!~」
子どもの読書活動は、言葉を学び、表現力を高め、想像力や感性を豊かなものにし、他者への思いやりの心を育みます。人生をよりよく生きていく上で欠くことのできないものです。そして子どもだけでなく、大人自身も読書を楽しみ、読書の習慣を持つことが大切であると考え、これを基本理念と掲げます。
・ 基本方針1 子どもが読書に親しむ機会の充実に努める
子どもたちを含めた村民の読書活動を推進するため、乳幼児期から家庭を原点として、園、学校、地域社会において、本との出会いの場の提供、読み聞かせや読書に親しむ取り組みを積極的に提供し、本に親しむ機会の充実に努めます。そして、生涯にわたって読書習慣が身につくよう、成人も含めた、それぞれの発達段階に応じた読書活動の切れ目のない取り組みが展開されることを目指します。
・ 基本方針2 子どもの読書環境の整備と充実に努める
子どもたちを含めた村民の自主的な読書活動を推進するため、読書環境の整備促進に努めます。村公民館図書室や園・学校図書館機能の充実、読書活動を支える人材の確保及び資質向上を図り、人的支援体制の構築を図ります。特に、子どもの望ましい読書習慣が身につくよう、家庭、幼稚園、小中学校、地域、関係機関が連携・協力する体制を強化し、子どもの読書活動を推進します。
・ 基本方針3 子どもの読書活動についての理解促進に努める
子どもたちを含めた村民の読書活動を推進するために、読書活動の意義や大切さ、読書に親しむ機会や環境づくりの必要性について認識し、読書をともに楽しむことができるよう、関係する機関が連携・協力して、その重要性について理解と関心を高めていくことが大切です。読書活動に関する様々な情報提供や優れた取り組みの奨励など、より一層の普及啓発活動を進めます。
第2次葛尾村子ども読書活動推進計画(令和4年12月) [PDFファイル/3.18MB]
福島県子ども読書活動推進計画について<外部リンク>