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村長就任あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年11月17日更新

村長就任のごあいさつ

  村長

村長就任にあたり、村民の皆さまにごあいさつを申し上げます。
                                                                        私こと

去る十月二十三日に執行された葛尾村長選挙において、村民の皆様の御支援を賜り村政の重責を担うことになりました。本村が置かれている厳しい状況の中で村政をお預かりすることに、身の引き締まる思いをいたしております。松本允秀前村長が進めてこられた復興の流れを止めることなく前進するよう、これまでの経験を生かし全力を尽くす所存でありますので、よろしくお願い申し上げます。
本年六月十二日には、帰還困難区域を除き避難指示が解除され、復興に一歩踏み出しましたが、本格復興はこれから正念場を迎えます。今後の復興再生にあたっては、主に次の六点を重点事項として取り組んでまいります。

  1. 「住民の安全安心の確保」について
     戻られた方が安心して暮らせるよう生活面でのサポート及び防犯防災対策に取り組みます。とりわけ、買い物環境の再生については、関係者と協議を重ね早期に環境を整えます。                          

  2. 「医療福祉の充実」について
     内科診療所の医師の確保については、県及び医師会などに働きかけ、早期の再開に取り組みます。また、社会福祉協議会と連携し介護予防対策に力を入れます。

  3. 「教育と絆づくり」について
     村内での幼稚園、小中学校の早期再開に向け、保護者及び関係者との協議を進めながら準備と環境づくりに取り組みます。また、震災前からのお祭りや地域の活動が続けられるよう支援するとともに、「ひろがるわ」活動を推進し、公民館事業や各種催しへの参加を呼び掛け、村民相互の絆の維持に取り組みます。

  4. 「産業の再生と働く場の確保」について
     本村の基幹産業である農業畜産の再生については、やる気のある農家を支援するとともに、県、JA、大学等との連携を図りながら再生に全力を傾注します。
     そのため、農地に山積みされているフレコンパックの早期搬出を国に要請し、イメージアップと再開しやすい環境づくりに取り組みます。また、既存の商工業者の村内再開を支援するとともに、働く場を確保するため、IT企業など小規模企業を含む企業の誘致を進め、そのための環境整備に取り組みます。

  5. 「人口対策」について
     人口対策は重要な課題であり、一人でも多くの村民に帰村していただけるよう、環境整備に取り組むとともに、村外からの移住を促すため、情報発信を適切に行い、子育て支援など若者の定住化対策に力を入れて取り組みます。また、大学等との連携を充実強化させるなど、交流人口の増加及び地域の活性化を図ります。

  6. 「帰還困難区域の対応」について
     帰還困難区域の取り扱いについては、政府の方針が示されましたが具体的には決まっておりません。野行地区の皆さんの意向を踏まえ、しっかり対応してまいります。 

 以上、申し上げましたが、課題は山積しております。国及び県の御支援をいただき、チャレンジ精神を持って「新たな村づくり」に挑戦してまいる所存でありますが、放射能による汚染という極めて特異な災害からの復興は、容易なことではありません。村民の皆さまのご協力が不可欠であると考えております。今後の村政執行にあたっては、議会及び村民各位との対話を基本に村民の皆さまに寄り添い、村内に住まれる方、やむを得ず村外に住まれる方双方の思いをしっかり受け止め対応してまいりますので、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、就任にあたってのごあいさつといたします。

     平成28年11月 

                                                        葛尾村長 篠木 弘