養蚕業の移り変わりをたどる「絹の部屋」、険しい山道を分け入り、木を伐り倒して運びおろした林業労働者の苦労を偲ぶ「杣(そま)の部屋」、全国的にも貴重な延鉄専業鍛治集団の資料を集めた展示室など。厳しい自然を生き抜いた先人たちの営みに心を打たれる。
●農具展示● 米作を中心とした農作業に使用した用具をいろいろと取り揃えて陳例。
今、先人の苦労を偲び感謝の念と汗のこんだ道具の数々をふりかえってみたい。軌道(トロ道)が営林署の経営によって、大正8年に、浪江町より葛尾村大字野川字湯の平まで約31Kmの間に完成され、当時浪江町と葛尾村を結ぶ唯一の交通機関で、人々も林産物と一緒にトロリーに便乗した。
その後、時代が変わり、自家用車およびトラックが増大され、昭和34年全軌道が撤去された。林幹を標本として展示。